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摂社・末社・別宮とは
明治時代の近代社格制度で摂社と末社を区分する規定が置かれました。
・摂社は
①御祭神の荒御魂
②御祭神の后神・御子神
③地主神
④その他特別な由緒のある神 を祀る神社 とされました。(神社本庁Webサイト参照)
・末社はそれ以外の神社とされました。
現在はこれらを明確に区別する規定はありませんが、戦前の規定がそのまま用いられています。
・別宮とは本宮に対する「わけの宮」の意味で、本宮と関わりが深い神を祀っています。
伊勢神宮には荒祭宮や月読宮など14の別宮があり、別宮では正宮に準じた祭祀が行われる神社で、摂社や末社よりも上位にあるとされています。
これらに順位をつけると
別宮>摂社>末社になります。
別宮や摂末社は本社に所属するものであるため独立の法人格を認められていませんが、祭神・祭祀・社殿は本社とは異なるものであって、実質的には本社とは異なる神社であると考えられます。
また、別宮や摂末社は必ずしも境内にあるわけではなく、境内外にある場合もあることもあります。
境内にある摂末社を境内摂社・境内末社、境内外にある摂末社を境外摂社・境外末社といいます。
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伊勢神宮
神宮には皇大神宮(内宮)の別宮に荒祭宮・月読宮・月読御魂宮・伊邪奈岐宮・滝原並宮・伊雑宮・風日祈宮・倭姫宮、豊受大神宮(外宮)に多賀宮・土宮・月夜見宮・風宮と合わせて14の別宮の他、43の摂社、24の末社・42の所管社があります。
これらは先ほど説明した摂末社の区分とは異なる方法で分けられています。
神宮では『延喜式神名帳』に記載されている式内社を摂社、『延暦式儀式帳』に記載されている社を末社、どちらにも記載されていないが神宮と密接な関係にある社を所管社としています。