未分類

箱根神社はインスタ映え!鳥居や曽我兄弟で有名!

主祭神

箱根大神

箱根大神とは

邇邇芸命(ににぎのみこと)

木花咲耶姫(このはなさくやひめ)

彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)

の三柱を指します。

 

それぞれの神の説明をすると

  • 邇邇芸命は天照大御神の孫にあたり

高天の原(天上の神の世界)から、この世界を治めるために派遣されました神です。

 

  • 木花咲耶姫は邇邇芸命の妻で、とてつもない美貌の持ち主です。
  • 彦火火出見尊は上記の二人の間に生まれた子で、山幸彦とも呼ばれます。

この時の物語については

古事記って面白い! ”超”現代語訳 vol.6

をご覧ください

 

由緒

第五代孝昭天皇の治代に駒ケ岳をご神体として祀られていました。

奈良時代になると、神仏習合の影響を受け修験道と習合し、修行の場とされるようになり、

修行を積んだ万巻上人は箱根大神からの神託を受け、箱根神社を創建しました。

江戸時代になると東海道が整備され箱根は関所として重要な拠点となり、庶民まで多くの人に信仰されるようになり、交通安全の神として崇められるようになり、現在では多くの方が交通安全の祈願を行います。

スポンサーリンク

参拝のレポート

今回は第一駐車場に停めることができたので敷地まではあまり歩かずに済みました。

メモ

駅の方から歩いてくる方については後から述べますので先に下から見た方がいいかもしれません。

 

境内の入り口には授与所がありました。

御神印はこちらで受けることができるようです!

進んで右側(山側)には本殿、左側(谷側)には有名な芦ノ湖に浮かぶ鳥居があります。


ちなみに街の方から歩いてくる方は

この鳥居をくぐって境内に入ります。

ここを直進し一番最初に見えてくる社は第六天神社です。

ここには淤母陀琉神(おもだるのかみ)が祀られています。

この神は神代七代のうちの1柱で、6番目に生まれた神です。


さて、まずはお参りをしたいので、本殿に向かいます。

階段はまあまああります。

伏見稲荷なんかと比べたら20分の1程度のキツさですが笑

手水を済ませて階段を進んでいくと、まず見えてきたのはこちら。

スポンサーリンク

 

曽我神社

お社の写真は撮っていないので、由緒書きを載せておきます。

ここは曽我兄弟として知られる曽我十郎祐成命曽我五郎時致命を祀っています

なぜこの二人が祀られているのか、その経緯をお話しします。

 

ポイント

兄が5歳、弟が3歳の時に親族間の所領分割相続争いに巻き込まれ父を失いました。

兄弟二人は母の再婚によって曽我姓を名乗ることとなりました。二人は成長し、兄は曽我家の家督を継ぎ、弟は箱根神社(箱根権現)の長官に預けられ、亡き父を弔うための修行に専念しますが、その修行の中でも討ちを心に強く誓い、杉の木を相手に刀を振っていました。

あるとき、仇討ちの絶好のチャンスが訪れます。

源頼朝とともに工藤祐経が箱根神社に参拝に訪れたのです。

弟はこのチャンスを逃すまいと、敵討ちを試みますが、逆に工藤祐経に説得されてしまし、赤木柄の短刀を授けられました。

失敗を悔やんだ弟は箱根山を下り、今度は兄とともに敵討ちを決意するのです。

源頼朝に付き添い富士に狩りをしに来ているときに夜襲をし、見事 工藤祐経を討つことに成功したのです。

この騒ぎの最中、兄は討死にし 弟は捕らえられ斬首に処せられました。

年月は流れ江戸時代になると、小田原城主稲葉美濃守正則が二人の霊を弔うために社をつくりました。

また、この出来事は江戸時代になると『曽我物語』として能や歌舞伎の演目とされ、父に忠義を尽くした兄弟を武士の鑑として赤穂浪士の仇討と並んで民衆の人気を得ました。

曽我神社の前には弟が修行に使ったとされる兄弟杉があります。

 

 

ここから残り半分程度階段を登っていきます。

着いたぞ拝殿

ここから箱根大神が祀られている本殿を拝むことができます。

朱塗りで、すごく威厳のある神社でした。

この右側には九頭竜神社新宮があります。

九頭竜神社

箱根神社の北西 車で10分 歩きで1時間の位置に本宮があります。

ここには九頭竜大神が祀られています。

芦ノ湖には九頭竜伝説という言い伝えが残されています。

 

どのような言い伝えかというと

ポイント

芦ノ湖には文字通り九つの頭を持つ龍が住んでおり、たびたび大波を起こして村人を困らせており、村人たちは若い娘を生贄にすることで九頭竜を鎮めていました。

しかし、駒ヶ岳に籠り修行をしていた万巻上人はこの風習を良しとせず、村人を九頭竜から守ろうと決意します。

万巻上人は超能力を使って九頭竜に懺悔させることに成功し、反省した九頭竜を芦ノ湖の守り神として祀ったのです。

 

この逸話から毎年6月31日には湖を鎮める湖水祭が行われており、芦ノ湖のほとりには舟庫が設けられています。

また毎月13日には月次祭が行われており、箱根神社から出航する船に乗り九頭竜神社に向かうこともできます。

また九頭竜は水を司る神であり、九頭竜神社新宮の前には龍神水があります。

この水で身を清めると健康になると言われているんです!!!

ほかにはこんな魅力がありました。

駐車場側には宝物殿があり、また神輿なども置かれていました。

神輿は17世紀に小田原城主 稲葉美濃守正則によって奉納されたものなんです!!!

 

箱根神社 元宮

箱根神社には奥社があり、そこには

天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)

高御産巣日神(たかみむすびのかみ)

神産巣日神(かむすびのかみ) が祀られています。

これらの神は天地開闢の際に生まれた神で、1番目2番目3番目に生まれた神なのです。

駒ケ岳の山頂に鎮座しており、ロープウェイに乗らなければ行くことができません。

しかし、山頂からの景色は絶景で、お参りすることで清らかな気持ちにさせてくれるような気がします。

関連記事

-未分類

Copyright© 神社のハナシ , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.