以前、Twitterでこのようなツイートをしました~。
https://twitter.com/kytm16/status/1272446125472006144?s=20
今回はそれぞれの神について簡単にではありますがポイントを説明していきます!
他に説明してほしい神様のリクエストがありましたらTwitterまでご連絡ください~
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目次
「まずはこれだけ覚えよう!!」
重要度★★★
伊邪那岐命(伊奘諾尊)
読み:いざなきのみこと
天地開闢の際に神代七代の最後の神として生まれ、
伊邪那美命とともに国生み、神生みを行った。
古事記では黄泉の国(死者の国)に行った伊邪那美命を探しに行くが、伊邪那美命の変わり果てた姿に怯え、何とかこの世界に逃げ帰った。その後、海で禊をした際に三貴子(天照大御神・月読命・須佐之男命)の他 多く神が生まれた。
伊邪那美命(伊奘冉尊)
読み:いざなみのみこと
天地開闢の際に神代七代の最後の神として生まれた。
伊邪那岐命とともに国生み、神生みを行った。火之迦具土神(軻遇突智)を生んだ際に大やけどを負い黄泉の国(死者の国)に行ってしまう。
天照大御神
読み:あまてらすおおみかみ
古事記では伊邪那岐命が左目を洗った際に生まれたとされており、日本書紀では伊弉諾尊と伊弉冉尊の間に生まれたとされている。
高天の原を治める神で、皇室の祖とされ伊勢の神宮の内宮に祀られている。
パズドラにも出てきたような...(笑)
須佐之男命(素盞嗚尊)
読み:すさのおのみこと
古事記では伊邪那岐命が鼻を洗った際に生まれたとされており、日本書紀では伊弉諾尊と伊弉冉尊の間に生まれたとされている。
高天の原では横暴を働き、天照大御神が天の岩戸に隠れるきっかけをつくってしまう。
高天の原を追放された後は、ヤマタノオロチを退治し 櫛名田比売(奇稲田姫)を妻とした。
妻を大変溺愛しており、出雲の須賀の地で日本初の和歌を歌ったとされる。
大国主神(大己貴命)
読み:おおくにぬしのかみ(おおなむちのみこと)
古事記では因幡の白兎の逸話で有名で、縁結び・医学薬学の神とされる。
須勢理毘売命の他、6柱の女神を妻に迎え180以上のこを儲けたとされている。
少彦名命と国造りを行い、日本の礎を築いた。
出雲大社の御祭神とされています。
日本武尊(倭建命)
読み:やまとたけるのみこと
父 景行天皇に九州の熊襲建の征伐を命じられた後、
伊勢に立ち寄った際、叔母にあたる倭姫命から天叢雲剣(のちに草薙剣とも呼ばれる)を授かり、全国各地を平定した。
尾張の地で美夜受比売(宮簀媛)と結婚し草薙剣を置いていくと、大和への帰路に伊吹山で病の身となり能褒野の地で亡くなった。
大和から后や御子たちが訪れると、倭建命(日本武尊)は白鳥に姿を変え、現在の大阪府まで飛んで行った。
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「記紀などの歴史書でも重要度が高く、多くの神社で祀られている神」
重要度★★☆
大物主神
読み:おおものぬしのかみ
大国主神が国造りの際に海の向こうから現れた神で、日本書紀では大国主神の幸魂・奇魂と語っている。
三諸山(現在の奈良県桜井市 三輪山)を御神体とする大神神社に祀られており、勢夜陀多良比売との間に神武天皇の后となる比売多多良伊須気余理比売を儲けたほか、倭迹迹日百襲姫を妻とした。
大神神社の御祭神とされています。
邇邇芸命(瓊瓊杵尊)
読み:ににぎのみこと
天照大御神の子とされる天忍穂耳尊の子。
天照大御神と高御産巣日神の立案で、豊葦原の瑞穂の国(この世界)に降らされた(天孫降臨)。
大山津見神(大山祇神)の子である木花咲耶姫命との間に彦火火出見命を含む4柱の子を儲け、皇室の祖神となった。
木花咲耶姫命
読み:このはなさくやひめのみこと
大山津見神(大山祇神)の子で邇邇芸命(瓊瓊杵尊)の妻。
邇邇芸命が大山津見神に木花咲耶姫命を妻としたい旨の申し入れをした際、姉の石長比売も一緒に差し出されたが邇邇芸命は拒否した。これが天皇の寿命が有限である所以であるとされている。
宇迦之御魂神
読み:うかのみたまのかみ
古事記では須佐之男命の子、日本書紀では伊弉諾尊・伊弉冉命の子とされている。
伏見稲荷大社の主祭神であり、稲荷神(お稲荷さん)として広く信仰されており、五穀豊穣や商売繁盛の御進徳で知られています。
少彦名神
大国主神と共に国造りを行ったが、途中 常世の国に帰ってしまう。
大国主神とともに医学薬学やの神として、また酒造りの神としても信仰される。
宗像三女神(田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神)
読み:むなかたさんじょしん(たごりひめのかみ・たぎつひめのかみ・いちきしまひめのかみ)
天照大御神と須佐之男命(素戔嗚尊)の誓約(あらかじめ宣言したことが実際に起こるかによって吉凶や真偽を占う方法のこと)の際に生まれた神で、航海や交通安全の神とされ宗像大社などに祀られる。
誉田別尊(応神天皇)
読み:ほむたわけのみこと(おうじんてんのう)
第14代仲哀天皇と神功皇后の子で、第15代応神天皇として即位する。
一般に神功皇后と比売神と共に八幡神と同一視されている。
古代の天皇については実在の信憑性が疑われるが、近年の研究では応神天皇は実在の可能性が高いとされている。
神功皇后
読み:じんぐうこうごう
第14代仲哀天皇の后。神託を受けて三韓討伐(朝鮮遠征)を行う。
三韓討伐の帰路、筑紫で誉田別尊(応神天皇)を出産する。
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「ここまで覚えれば、神社巡りでわからないことは少ないかも」
重要度★☆☆
★×1の神様はほかにもたくさんいるけど今回はその中でも重要度の高い神をピックアップして紹介するよ。
これを機会に他の神様についても調べていただけると嬉しいです!!
高御産巣日神(高皇産霊尊)
読み:たかみむすびのかみ
天地が開けた(天地開闢)際に生まれた神で、古事記では造化三神のうちの1柱とされている。
高天の原の指導者として天孫降臨などを提案する。
猿田彦神
読み:さるたひこのかみ
天孫降臨の際に現れた神で、高天の原(天上の世界)から豊葦原の瑞穂の国(この世界)までの道案内を担当した神で、道開きの神とされている。
この時に出会った天鈿女命(天宇受賣命)を妻とした。
天鈿女命(天宇受賣命)
読み:あめのうずめのみこと
天照大御神が天の岩戸に隠れた際に、岩戸の前で踊り、天照大御神を岩戸から出すのに貢献した神で芸能の神とされる。
天孫降臨の際には、邇邇芸命(瓊瓊杵尊)に同行し、その際に道案内を担った猿田彦神の妻となった。
彦火火出見尊(山幸彦)
読み:ひこほほでみのみこと
邇邇芸命(瓊瓊杵尊)と木花咲耶姫命の子で、火の上がる産屋で生まれたとされる。
山幸彦とも呼ばれ、兄 海幸彦と仕事道具を交換して狩りに出かけた際に失くした釣り針を探して、海底の宮殿へ行き、そこで豊玉姫と結婚した。
地上に戻り、宮殿で授かった潮満珠と潮干珠を用いて兄を服従させた後、豊玉姫が妊娠した旨の報告に地上に訪れ、産屋を建てた。豊玉姫は絶対に覗かないようにとの言葉を残して出産に臨んだが、彦火火出見命は約束に背いてしまい、これを受けて豊玉姫は子 鵜草葺不合命を置いて海に帰ってしまった。
建御雷神(武甕槌神)
読み:たけみかづちのかみ
国譲りの場面で、大国主神や事代主神と交渉をし、また国譲りに反対する建御名方神と力比べで勝利し交渉を成功させた神で、鹿島神宮の御祭神。
また、神武天皇一行が熊野で倒れた際、高天の原では天照大御神が建御雷神を神武天皇のもとに降らせようとしたが、建御雷神は自分が行くまでもないと判断し、布都御魂という剣を降らせた。
この剣は石上神宮に祀られている。
経津主神
読み:ふつぬしのかみ
日本書紀では国譲りの際にまず経津主神を派遣することに決め、その後建御雷神(武甕槌神)を一緒に派遣することに決めたとされている。
一方、古事記では登場しない。
香取神宮の御祭神。
神武天皇(神日本磐余彦天皇)
彦波瀲武鸕鶿草葺不合命と玉依姫の子で、兄と共に東征を行った。
途中、兄 五瀬命を失うも各地を平定して橿原の地に都を開いた。
現在は橿原神宮が鎮座し、御祭神とされている。
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